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効率的な勉強方法ACCESS

あなたは間違った勉強法を実践していませんか?

・テキスト中心学習の落とし穴


私たち日本人の多くは、学校教育の中でテキスト中心の学習スタイルを身につけてきました。テキスト内に記載されている太字や赤字部分にアンダーラインや色塗りをしてきた記憶がどなたにもあるでしょう。

しかし、この勉強方法は果たして効率的な勉強法と言えるのでしょうか?

確かに基本的知識を身につける上では、有効かもしれません。しかし、これに終始してしまうことは危険です。はっきり申し上げますと、テキスト中心の学習では、合格率が極めて低く設定されている国家資格試験に対応することができません。

基礎知識の学習は受験者の誰もが実践しています。小中高の学校内で実施される試験では、全員が満点をとっても問題ありませんが、資格試験では大変な事態に陥ります。

社会保険労務士 宅地建物取引士 マンション管理士 管理業務主任者 貸金業務取扱主任者 賃貸不動産経営管理士試験ではあらかじめ合格率がある程度、設定されています。

設定された合格率圏内の上位に入った者しか合格できません。相対評価試験といえます。

これらの試験の合格率は総じて低く設定され、既存資格保有者の人数との調整を行っています。そのため、どんなにあなたが本番試験で満足できる回答をしたとしても、その成績が他の受験者より優れ、上位合格圏内に入っていなければ合格はできません。過酷なサバイバルが繰り広げられます。

テキストから学びとることができる基礎知識に基づいた設問を1つでも間違えれば、それは致命的です。1点差の中に数百、数千人の受験者がいるからです。

毎年、合格基準点に1点不足で涙をのむ方が大勢いらっしゃいます。基礎知識の完全習得は合格には必須です。それ以外にも幅広い情報収集により応用問題をカバーしなければなりません。

基礎知識だけでは成績差が生じませんので、試験機関は応用問題で振るいにかけます。では、応用問題に対処するにはどうすれば良いのでしょうか?

その対処に光を当ててくれるのが
過去問です。

過去問には様々な情報が詰まっています。最たるものは、出題者の関心事が掴めるという点でしょう。出題者がどのようなテーマに関心があり、どのような知識を受験者に求めているのかが見えてきます。

更に出題者の出題のクセが読み取れます。設問文の構成から○×どちらになりやすいかがわかってきます。

仮に本番試験で全く知らない内容が出題されても、その文章の構成パターンから○×の判断ができるようになります。しっかり、学習を積み重ねてきた人が直面する全く知らない設問というのは、他の受験者も知らない可能性が高いです。

そのような設問で正解を1つ確保できることは、非常に大きな意味を秘めます。このような出題者のクセは、テキスト学習からは絶対に読み取ることができません。

クセは出題傾向も反映しています。どの資格試験においても基になる法律条文が存在します。民法などは千を超える条文から構成されていますが、これらを全部、覚えることは不可能に近いです。

しかし、出題傾向を掴むことで、「どの章の○条〜○条からの出題が目立つ」ということがわかってきます。

その傾向を把握することで、「
どこを重点的に学ぶべき」なのかが見えてくるのです。例えば人気のある宅地建物取引士試験で見てみますと、過去に下記のようなテーマで出題されています。

ここに掲載の無い民法条文は今後も出題される可能性が低いと想定できます。また、過去に1度しか出題されていないものもあれば、毎年、必ず出題されるものもあります。

同じ1時間を費やすのであれば、出題率の高いテーマから順番に学習すべきです。それが、合格のセオリーです。宅地建物取引士試験では権利関係から全部で14問出題されます。

下記をご覧いただけば、7割以上の確率で出題されるテーマが全部で9つあります。まずは、この9つを徹底的に学習し、それが終了後に6割、5割・・・と出題率に応じてテーマを絞っていきます。





このような学習戦略は社労士、行政書士、FP,マン管・管理業務主任者・乙四危険物など他の国家資格でも同様の効果が得られますし、合格される方のほとんどがこのような学習法を実践しています。

試験は戦場と同じです。合格する人の陰には合格できなかった人が存在します。合格できる、できないは紙一重です。戦略・情報がすべてです。

大勢のライバルに打ち勝つためには戦略・情報が重要なのは今も昔も変わりません。軍勢25,000人の今川義元軍にわずか3,000人の織田信長軍が勝利した桶狭間の戦いをご存じの方は多いと思います。

桶狭間の谷間に陣を張り、余裕な態度で酒盛りに興じる義元の本陣を信長が奇襲して勝利したというように歴史上では伝えられていますが、これは嘘です。

日清戦争勃発から5年後の明治32年に陸軍参謀本部主導の元で、突如、桶狭間の戦いが奇襲戦であったという内容の教科書が発行され、幼い国民は義務教育課程の中でこの偽りの逸話を学ばされることになりました。

大国である清国に勝利できたのは、日本陸軍による「戦略」であることを強調するためのプロパガンダだったのです。

戦国時代の書物には、信長が奇襲により勝利したという記事は一切、見当たりません。それどころか、義元は谷ではなく丘の上に陣を張っていたと記載している書物もあります。

信長の側室には尾張の土豪から嫁いだ吉乃という人がいますが、信長は正室の濃姫より彼女を愛し、信忠・信雄・徳姫の3人の子供を授かりました。

彼女の生家周辺は戦国武将の国盗り合戦が繰り広げられることも多く、尾張国以外の人々の出入りも頻繁でした。生駒商人からは様々な情報が入ってきます。

その情報の中に今川軍は二手に分かれて陣を張っており、一方の陣では大量のむすびが、もう一方の陣では贅沢な食材を使った料理が村の女たちによってつくられているというのがありました。

生駒商人からこの情報を得た信長家臣の梁田政綱は早速、このことを信長に告げます。信長は贅沢食材を食している陣に義元がいると踏んで、すべての兵を一つの陣に向かわせたのです。

これは、一世一代の大ばくちです。しかし、この賭は見事に的中しました。信長3,000人の兵に対し、義元のいる陣にはわずか2,000人ほどの側近兵しかいなかったのですから、後は数の勝負です。

もし、2万人以上の兵がいる陣に突撃していたら、信長の勝利は歴史に刻まれなかったはずです。

今川義元の首を落としたのは、毛利良勝という者でした。信長は戦に勝利すると、熱も冷めやらぬうちに論功行賞を行いました。良勝は大いに期待していましたが、ここでサプライズが生じたのです。

信長はこの戦の最大の論功行賞を情報をもたらした梁田政綱に与えたのでした。

情報こそが勝利をもたらした」とアピールしたわけです。

戦術を練ることは合格するための重要なファクターです。しかし、戦術は情報を元に構築されるべきものです。情報の前に戦術があるのではなく、情報の後に戦術が生まれます。

ですので、まずは情報を得る必要があるのですが、その情報収集・情報整理の段階で多くの受験生が間違った方法を行っています。その最たるものがテキストの利用法です。

テキストを大事に使う人は、合格デキナイことを前提に次の年も利用できるようにと思っているのでしょうか。

法律系テキストなどは毎年、膨大な改正事項が生じますので、単年ごとに購入する必要が生じます。更新される新情報を逃していては成績も伸びません。

ですから、
今年、購入したテキストは今年しか利用できないと思って下さい。

そして、テキストは使い込むという姿勢が必要です。どんどん、書き込みを入れていって下さい。そして、常に持ち歩き、一日の中で幾度と無く確認作業するのが効果的です。

気になったら見直すという繰り返し作業により脳に情報が刷り込まれていきます。持ち歩くのに分厚い参考書は不適切です。

当社ではPDFとワードの2種類のテキストをお渡ししております。どちらも電子テキストですのでパソコンを利用してご覧いただけますし、必要ならば必要な箇所だけを抽出して印刷(プリントアウト)していただくこともできます。

その日、覚えたい箇所だけを印刷して持ち歩くのは軽いですし、便利です。また、気になることがあれば、直接、余白に書き込みを入れ、その日、自分がどんな点に疑問を抱き、どのようにそれを解決したのかの記録もできます。

テキストとノートが別々ですと、テキスト内で疑問に感じた内容がノートのどこに記載されているか「探す」という手間が一つ増えます。

このような不毛な作業時間を少しでも短縮し、覚えたい箇所に意識をすぐに集中できる体制をつくることが合格の秘訣といえます。

職業を持っている人が、1日の間に費やせる学習時間は自ずと制限されてきます。置かれている職場環境や生活環境によっても大きく異なります。

そのような限られた時間を利用し、同じ土俵で勝利するためには、いかに
有効的な時間配分ができるかにかかってきます。

有効的な時間配分とは、つまり、試験で点数に結びつきやすい箇所を見つけ、そこに最大の時間をかけるということです。

勉強した箇所が出題され、その箇所について確実に1点を確保する。この積み重ねにより総合点がアップし、ライバルに差をつけることができ、結果的に合格圏内に入ることができるのです。

購入してきたテキストを最初のページから丁寧に読み進め、すべての箇所に時間を均等配分するのは一番、やってはいけない勉強法です。出題されない箇所にまで時間を費やすことになるからです。

繰り返しますが、必要なことは
テキストに直接、書き込むのがベストなのです。わずかな余白でも構いませんので、重要事項だと思ったら、直接、書き込んでください。

そうすることで、どの箇所でどのように考えたのか、後で見直した時にすぐわかります。テキストの記載内容と自分の字で記載した内容を密接にさせることで理解を更に深めることができるのです。

ワードテキストはその使い方次第で個人能力において大きな差が生じてきます。ワードテキストは直接、あなたがパソコンを使って文章を打ち替えることも、削除することも自由です。

アンダーラインや色塗り、太字にしたり、インターネットで調べた情報を貼り付けることもできます。

覚えた箇所は削除して、なかなか覚えにくい箇所だけをまとめたテキストに変形することも可能です。あなたの「
苦手箇所総覧帳」としてご利用いただくことができます。

自分自身で編集加工していきますと、徐々に学習内容についての興味も湧いてきます。興味が湧いてきますと、更なる疑問点も湧いてくるはずです。そのような疑問を自分自身で解決することで、解決能力を養うことができます。

この能力は資格取得後にその資格を活かして仕事をする上で大いに役立つことでしょう。

(当社のテキストには便利機能が満載です。「私がつくる」テキストなのでIノートと呼びます)


                         





テキストにつきましては、それぞれ音声解説が付いています。どこが重要なのかも解説していますので、わかりやすいはずです。

もし、複雑でわからない箇所等があれば、直接、講師に対してメールでご質問いただくこともできます。
Ipodやウォークマンなどに音声解説を取り込んで、通勤・通学途中で聴いていただくこともできます。

資格によっては、音声解説の学習だけで合格できたというご報告も多数寄せられています。



・問題集の勉強法

さて、先にもお話しましたが、テキスト中心の学習スタイルでは難関試験を突破することは困難です。出題者は何人を合格させるか以上に、何人を不合格にできるかに関心を持っています。

毎年、試験は実施されるわけですから、前回合格者数や前回合格基準点と大きく乖離してしまうことは不公平感を生む原因になるため、出題者が問題作成する上で最も神経を使うところでもあります。

乖離しないようにするには保身に徹することです。つまり、毎年、出題されているような設問を多少、文言を変えて出題することが一番、簡単ですし世間の批判をかわす事ができる無難な手段なのです。

多くの国家資格試験ではマークシート方式の択一式が採用されています。択一式とは大問の中に設問肢が4〜5つ設定され、その中から正しい(または間違っている)肢を一つ選択する方法です。

例えば下記のような設問方式がそれに該当します。

【問1】民法第94条第2項は、相手方と通じてした虚偽の意思表示の無効は「善意の第三者に対抗することができない。」と定めている。次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、同項の「第三者」に該当しないものはどれか。
 1 Aが所有する甲土地につき、AとBが通謀の上で売買契約を仮装し、AからBに所有権移転登記がなされた場合に、B名義の甲土地を差し押さえたBの債権者C
 2 Aが所有する甲土地につき、AとBの間には債権債務関係がないにもかかわらず、両者が通謀の上でBのために抵当権を設定し、その旨の登記がなされた場合に、Bに対する貸付債権を担保するためにBから転抵当権の設定を受けた債権者C
 3 Aが所有する甲土地につき、AとBが通謀の上で売買契約を仮装し、AからBに所有権移転登記がなされた場合に、Bが甲土地の所有権を有しているものと信じてBに対して金銭を貸し付けたC
 4 AとBが通謀の上で、Aを貸主、Bを借主とする金銭消費貸借契約を仮装した場合に、当該仮装債権をAから譲り受けたC



上記は実際に過去に出題された宅地建物取引主任者試験の基礎問題です。基礎問題ですが、テキスト中心学習をやっている人には難しいはずです。

しかし、過去問中心に学習している人には易しいはずです。何故なら過去に同様の設問は幾度となく出題されているからです。

本番試験では、このように与えられた肢から一つの正解肢を選択します。それが、択一式問題です。他の資格試験も同様の形式です。

ちなみに正解は「3番」です。簡単に解説しますと、「通謀」とは「嘘の取引」という意味です。ABが嘘の取引を行っても、そのような事情を全く知らない第三者(=このような第三者を善意の第三者といいます)には、それが「嘘でした」とは主張できません。

では、「嘘でした」と主張することが通用する第三者はどのような者なのか?・・・と、設問では聞いているのです。

3を除いた肢においては第三者が差押えや債権譲受などの手段を採っていますが、3の場合は「信じて」とあるだけで実態のある担保を有していません。このような場合には、保護されるに値しません。信じる、信じないは個人的主観であり法律上の拘束力が全く影響していないからです。

さて、話を戻しますと、一般書店で入手可能な問題集とは、このような択一出題形式を基準にして編集構成されています。

では、どれか一つを選ぶという作業において、あなたはどのような手順を踏み一つの回答へと辿り着いたでしょうか?恐らく、各肢を読みながら、その肢が正しいのか間違っているのかをチェックしたはずです。

そして、チェックにより得た正誤判断ポイントを自分なり見つけて、それを根拠に一つをマークしたはずです。つまり、初めて見る問題については、すべての肢につき念入りなチェックをしているのです。ところが、2回目の復習をする際に大きな落とし穴があります。

あなたの脳の中に残っているわずかな記憶が、弊害となるのです。前回の正解肢を何となく覚えていることで、あなたの意識は正解肢の3番に向きやすくなります。

他の3つの肢についての再チェック機能が低下します。そのため、次回の試験で類似した問題が他の3つのいずれかから出題された際に、自信を持って回答できなくなる場合があるのです。

当社の
SPMは絶対的知識を習得するための強力ツールです。すべての設問が1問1答式でつくられているため、あなたの曖昧な理解を許しません。各設問ごとに正しく理解できていなければ、解くことができない環境にあなたを誘います。

単純に設問と回答を丸暗記している人が中にはいらっしゃいますが、それはナンセンスです。

回答する際には、設問の中に含まれる正誤判断根拠となるべきキーワードを拾い挙げ、「
この設問は※※が※※なので、※※なのである。よって、正解は※※である。」と論理的に回答しなければなりません。

この際、重要なのは設問文の読解になりますが、設問には必ずキーワードが含まれていますので、それを見つける事ができるかが重要になります。最初の1回目には見えてこないかもしれませんが、何度も繰り返すことで徐々に見えてきます。

もし、見えてこない場合には、ためらわず当社にご質問されることです。当社では、教材をご購入くださった
お客様からの質問メールを24時間受け付けております。

ご質問は試験日直前まで何度でも無償です。ご質問には迅速に回答させていただいております。







このメールサポートを年間10回以上ご利用されているお客様の合格率は極めて高いです。理解が深まるに従い疑問点が次々に湧いてきます。

何も疑問が無いのは極めて優秀な方か、もしくは浅い内容の勉強をしている方のどちらかです。






・SPMを使うと合格できる理由

市販されている資格試験の問題集のほとんどが過去問を基に構成されています。しかし、各出版社の編集者により文章が変形されてしまっている問題集を使用していては、肝心な出題者のクセが見えてきませんので要注意です。

まずは、数年間に及ぶ過去問をきっちり習得された後で利用されたほうが良いでしょう。

当社のSPM問題集は汎用ソフトであるエクセルを利用しています。学校や職場、もちろんご家庭でも一度はエクセルを使ったことがあるという人は多いのではないでしょうか。

もし、今まで使ったことが無い方でも全く心配はご無用です。

当社の資格試験用教材の問題集はすべて共通方式のエクセルを使用しておりますが、操作は極めて単純です。提示された設問をお読みいただき、当該設問内容が正しいと思ったら「1」を、間違っていると思ったら「2」を打ち込むだけです。

1か2を打ち込むだけでその回答が正しいかどうかの判定で右隣に表示されます。


                 


           




上記の図をご覧ください。最初の問題を読んだ際にその設問内容は正しいと判断した人が回答画面に「1」を打ち込みました。

ところがその判断は間違っているということで、右欄に「×」が表示されたのです。つまり、この設問内容は正しくないということです。

同様に2番目の問題を読んだ際、今度は当該設問内容は間違っていると判断し、「2」を打ち込みました。それについては「○」が表示されました。つまり、あなたの判断は正しいということになります。

あなたの設問内容に対する判断をSPMはすぐに○×で判定してくれます。
さらに設問のすぐ右隣のセルにカーソルを当てれば、その設問の詳細解説が飛び出てきます。

SPM学習が優れている点は、1:「設問」→2:「回答」→3:「判定」→4:「解説」の一連の流れがすべて横一列の中で完結することなのです。


                




市販されている多くの問題集は、問題ページと解答ページが異なる場所に存在します。ページをめくる作業は記憶力・集中力を低下させるだけでなく、問題と解答、解説を脳内で一致させることが困難になります。

に同一ページ内に解答・解説が表示されていても段差が生じていますと同じことです。

SPMのように
各設問すべてが横一列に並び、設問内容と解答・解説の脳内一致が容易にできることで記憶力は大幅に増幅し、また、理解も深まります。SPMは各設問5回履修することができるよう回答欄を設置しています。

・SPMで記憶力UP


受験者の共通の悩みは、一生懸命、覚えた内容も時間の経過とともに忘れていってしまうということです。試験日が近づいてくればくるほど、このような悩み相談がたくさん寄せられます。人間の脳メカニズムとして仕方ないことです。

では、これらを上手に克服する方法はあるのでしょうか。

想像してみてください。あなたは、身も知らぬ異国のバザール(市場)の通りに立っています。細い路地が四方に伸び、それぞれの路地脇には見渡す限り露天商が所狭しと並んで、通りを行き交う人々に威勢のよい声をかけています。

舞い上がる土埃がうっすらと黄色のカーテンのように見えました。

あなたは一枚の地図を手に握りしめ、これから自分が行かなければならない場所へと続く路地を慎重に見定めようとしています。

言葉が通じないあなたにとって、唯一の頼りは地図だけです。最初に踏み入る路地を間違ったら、後戻りさえできない雰囲気が目の前に広がっています。

さあ、出発です!あなたは最初の一歩を踏み出しました。慎重に地図と周囲との状況を確かめながら、ゆっくりとした足取りで進みます。

照りつける日差しと極度の緊張からか、額から大粒の汗が頬をつたい顎の先からしたたり落ちますが、あなたの意識は別のところにありました。

2時間ほど経った頃、あなたは遂に目指していた場所に無事、到着することができました。(拍手)

では、あなたは再び出発地点にまで同じ道を辿って戻ることができますか?地図を見ながらでしたらできるかもしれません。

しかし、本番試験ではこの地図はありません。
あなたが地図なしで出発点とゴール地点とを迷わず往来できるまでには、何度も同じ道を繰り返し往来する以外に方法は無いのです。

本番試験が出発点とゴール地点を結ぶ長い道程ならば、その道程の中には複数の目印が存在します。その目印が日々、学んでいく1つ1つの知識なのです。

目印を見落としてしまえば、ゴールはできません。ですので、あなたがすべきことは目印をしっかり覚えることです。

最初の目印、更に次の目印・・・と、覚えていく最も効果的な方法は、同じ日に同じ道を何度も歩いてみることです。今日一度だけ歩いて、次回は1週間後では、もはや目印を見失っているでしょう。

今日同じ道を3回歩いて、その周りの景色も含め脳にしっかり焼き付けることが記憶力維持に最も効果的です。人間の脳は「重要」だと認識しない事はすぐに忘れるような便利機能がついているのです。

「重要」だと認識させるには、
繰り返し脳に訴える以外にありません。

ですから、
SPMは同じ日に同じ問題を繰り返し3回以上やって下さい。そして、一度、覚えた内容は忘れてしまう前に復習してください。前進−前進−後退−前進−前進−後退・・・とやりながら、ゴールを目指す人は、短期間でゴールテープを切ることができる人です。

※SPMファイルはコピーが可能ですので、学習開始前にコピー保存すれば、何度でも新しいファイルをつくることができます。但し、ご使用はご購入者様本人に限ります。


・合格は自己管理で決まる

さて、合格者の多くが実践している学習法は一言でいえば、「得意箇所を増やし、苦手箇所を減らす」に尽きます。当たり前すぎることなのですが、これができない人がほとんどです。

人の心理は弱いものです。覚えた内容を忘れてしまっていないかという恐怖心から、できる問題を何度も繰り返そうとします。毎回、問題集の1ページ目から復習を始めようとする人がいますが、そのような学習法ではライバルに勝つことはできません。

毎日の学習開始は「前回できなかった」、または「理解が曖昧だった箇所」から開始するというクセを身につけて下さい。これが習慣となれば、あなたは合格に近づけます。

しかし、何ができて、何ができなかったのかという判断を視覚化することは容易ではありません。市販の問題集などは、書き込み等をしてしまいますと復習の妨げになります。

しかし、SPM問題集でしたら、これが視覚化されて認識できます。



                 




同じ設問で3回以上正解できますと、未完成「未」の文字が合格の「合」に変わります。このように3回正解できた問題は、既に理解できている問題だと認識し、今後、復習回数を制限しても良いでしょう。

このような問題に貴重な時間を費やすことはやめてください。

更に上記のように
連続3回正解できた問題は、本番試験で類似問題が出題されたとしても間違う可能性が極めて低い問題だといえます。このような問題は、画面上から消すことをお勧め致します。

何故なら、できる問題とできない問題が混在していますと、多くの人は上部にある設問から順番に解きたくなるからです。そうしますと、自分にとって
どこが苦手箇所なのかという認識が弱くなってしまいます。

自分はどこが苦手で、どうして苦手で、そうすれば克服できるのか・・・・これがわからなければ、毎回、同じ箇所で間違ってしまうでしょう。ですから、3回連続正解の設問は画面から消去してください。


                 




                  

連続3回正解の設問が画面から消えました。


このように、連続3回以上正解の設問(=つまり、完全理解している設問)を徐々に減らしていき、画面には常に「苦手な問題」のみが表示されていれば、自分自身にとっての弱点が見えてきます。

自らの弱点を知らない人がその弱点を克服することなどはできません。あなたがやるべきことは、自分の弱点探しです。

この積み重ねにより連続3回正解の問題が増えてくれば、画面上に残る設問も減ってきます。やがて
全問消去できる日が来たら、いよいよあなたの合格も目の前です。

自己管理をこれほど容易にできるのは、当社の教材がパソコン利用のものだからです。パソコンを使って行う最大のメリットはここにあります。また、エクセルソフト搭載のタブレットPCなどを利用されれば、いつでもどこでも学習が可能です。

当社の商品は、複数のPCでご利用いただくことができます。ご自宅で学習した範囲の続きを、会社のPCで学ぶこともできます。

パソコン端末さえあれば、国内に限らず世界中、どこにいても勉強することができるのです。





・関連省庁の資料が合否の要



人気のある国家資格試験では、受験者の数も膨大です。その中から少数先鋭の者を選び出すことは大変です。そこで試験では、関連省庁等が公表している法改正や新条項または時事・統計などからも出題を行い、幅広い情報収集能力や見識を有している者を選定しようとします。

特に合格率10%未満の社会保険労務士や行政書士試験では、この傾向が顕著です。単純にテキストや問題集だけを学んでいても合格することはできません。

日々、省庁などのHPにアクセスし、チェックすることが必要ですが、これは仕事や家事を持っている方には大変な作業です。

そこで、井真井アカデミーでは、各資格教材における試験日までに、試験に必要な情報等を整理して、皆様にご提供しております。

また、欲しい資料や探している資料等があれば、当方でそららの資料の検索を行い、ご提供しております。これらのご要望には無償で対応しておりますので、安心してご利用いただけます。



・隙間時間の活用が合否の要

忙しい毎日の中で、まとまった学習時間を確保することが難しい方もいらっしゃることでしょう。しかし、机に向かってやることだけが勉強ではありません。

通勤・通学途中や職場の昼休みなど、ほんのわずかな時間でも知識を吸収できる時間がとれれば、それこそが勉強です。人の一生の長さはそれぞれです。

砂時計の中の砂は、上から下へとこぼれ落ちますが、この世に生を受けた瞬間に私達が天から与えられる砂の量は多い人もいれば、少ない人もいます。

しかし、いつか必ずすべての砂が下に落ち切る瞬間が誰にでもやってきます。1日は24時間ではありません。睡眠時間を除けば平均16時間程度しか私たちは、使うことができないからです。

そのうち労働時間等で8時間を費やした場合、残りは8時間になります。

この8時間を1日にどれだ有効活用できるかが重要になってきます。

自らの人生を大きく飛躍させるためにこの8時間を活用していただければと思います。


※ご購入いただいたお客様からの学習方法に関する個別具体的なご相談も承っております。


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